ドラゴンボール超:ベジータの「お前らと行動するのはここまでだ」

※注:本記事はネタバレ含みます。

今回は、漫画ドラゴンボール超の第50話に描かれた伏線「お前らと行動するのはここまでだ」についてまとめていきたいと思います。

Contents

始まり

始まりは、ナメック星でのモロとの闘いで、エネルギー吸収に苦戦し一旦ナメック星から離れようとした時です。
悟空や魔人ブウはメルスと行動を共にしますが、ベジータは魔力や神力などの能力にイライラしているようで「サイヤ人は肉体の強さが唯一の誇りだ」「戦闘民族に余計な能力は必要なかったんじゃないのか」「なのにこのザマはなんだ」と話し、悟空たちとともに行動しないことを決めたようです。その際「お前らと行動するのはここまでだ」と言い、その場を去ってしまうのです。

ベジータが向かった先

ベジータはどこに向かったのでしょうか。
銀河パトロールのイリコ隊員が乗る宇宙船に同乗し、「ヤードラット星」に向かえと言います。どうやらヤードラット星で修行をする為、悟空たちと一度離れたようです。

ベジータからしたらヤードラット星人はいろんな術を使うため、モロにも対向できる術があるのではと考えたようですが、その星の長老曰く、「我々はたくさんの術を知っているわけではない」「すべては1つのことを学んでいるにすぎない」「術が生まれるのはその過程だ」と話しその1つのこととは「スピリットのコントロールだ」とのことです。

鳥山明,とよたろう/集英社 ドラゴンボール超:52話より

ベジータが学んでいる術は?

第60話でヤードラット星で修行しているベジータが描かれています。
小さなヤードラット星人達に対してベジータが何かしらの術を放ったようです。
術はマスター出来たようですがこの描写だけではどのような術か想像つきませんね。(のちに分かりますが、この小さなヤードラット星人”達”がヒントになっているようです)

鳥山明,とよたろう/集英社 ドラゴンボール超:60話より

ベジータは術をマスターした後、地球に移動してモロと対決します。
対決する際に変身したのは、超サイヤ人ブルーでした。スピリットのコントロールの修行をしたため、実力自体は上がっているようですが、何か術を放つ気配はなく、通常の打撃攻撃を行っていきます。ただその打撃攻撃はエネルギーを高めたモロには殆ど効いていないようです。
しかし、ベジータはあきらめずに攻撃を続けていると、次第に攻撃がモロに当たるようになっていきます。
この状況を見てピッコロは「モロが弱くなったように見えるぞ」と話し、気づくとベジータが攻撃していくと、上空に何やらエネルギーのようなものが放たれていくのが見えます。

鳥山明,とよたろう/集英社 ドラゴンボール超:61話より

そうです、ベジータが覚えた術は、相手にダメージを与えることでモロが奪った「魂と生命エネルギーを解放」する術だったようです。
これにより、モロはエネルギーが減っていき、ベジータの攻撃が当たるようになってきたのです。
この術の名は「スピリットの強制分離」とのこと。
※ヤードラット星でヤードラット星人たちが何かをくらっていたいたような描写は「合体していた人たちが分離したとことを描写」したようにも見えますね。

鳥山明,とよたろう/集英社 ドラゴンボール超:61話より