ドラゴンボール超:全王様

※注:本記事はネタバレ含みます。

今回は、漫画ドラゴンボール超の第13話に描かれた伏線「全王様」についてまとめていきたいと思います。

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始まりは

初めての登場は、破壊神シャンパ編で、第6宇宙と第7宇宙の戦いが終わった時です。
第6宇宙と第7宇宙が勝手に格闘大会を開いていることについて注意をしに来たとのこと。

破壊神、界王神、ガイド天使全員が全王様の前でひざまずいています。
一体、全王様とはだれなのでしょうか。

全王様とは

ウイス曰く、「全王様は12ある宇宙のすべての頂点に立たれるお方です」とのこと。

また、全王様が立ち去った後にビルスは「その気になれば宇宙そのものを一瞬で消せるんだぞ」とも。

28話では、全王様の仕事(?)の中に全宇宙の観察もあるような描写もありますが、宇宙を使ったチェスのような遊びをしていて、すこし駒(宇宙)が「多くない?」といったことだけで人間レベルの低い宇宙は減らしてしまおうと、8つの宇宙は消しちゃおうという場面もあり無邪気に恐ろしいことをいうときもあります。

鳥山明,とよたろう/集英社 ドラゴンボール超:18話より

全王様は強い?

また力の強弱といった点では、第29話で全王様が、破壊神たちの戦いは「ぜんぜん見えないね」と話していたり、第14話で全王様の話になった時に、ビルスが「全王様は戦わん」といっており「力」そのものが強いというような存在ではないようです。ただ、なんでも消滅させる力もありますし第26話でザマスとの対決で希望が絶たれかけている時、界王神シンが「なにものであろうと全王様だけは倒せません」と言っており、「消滅」させる力意外もなにか持っているのかもしれません。

消滅させる力については、未来トランクス編で初めてやって見せていました。
この時は世界をめちゃくちゃにしていたザマスにムカつき、ザマスや地球、第7宇宙だけにとどまらず「世界」そのものを消してしまっていました。

鳥山明,とよたろう/集英社 ドラゴンボール超:26話より

また、第14話では、ウイスが「全王様は一瞬でどんなものでも消滅させることがおできになるんですよ」「以前は宇宙も18あったんですよ」「でもほんのわずかでも全王様のご機嫌を損ねれば・・・」とはなし現在宇宙が12個であることを考えると、既に6個の宇宙を消していることになります。

全王様は2人?

未来トランクス編で、消滅の力を使い未来の世界が無くなり、真っ白な空間にポツンと一人いた全王様ですが、悟空がタイムマシンを使って助けに行きます。
また、悟空のいる世界の全王様は、遊ぶ友達を欲しがっていました。
そこで悟空は未来の世界から助けた全王様を連れていき、友達として紹介したのです。

この時から、この世界の全王様は2人になっています。

鳥山明,とよたろう/集英社 ドラゴンボール超:26話より