今は会社員だけど、「生涯エンジニアでいたい!」または、「現在の自分のスキルをもって収入UPを目指したい!」という方も多いかと思います。
今回は、そんな方々に選択肢の一つとして、フリーランスってどうなのという部分についてまとめていきたいと思います。
Contents
フリーランスって実際どうなの?
✓フリーランスとは?
フリーランスとは、会社員として企業に就職するのではなく、独立して個人事業主として働いていくことになります。
個人でクライアントを探す、または仕事を請け負って報酬を得ていくという働き方になります。
会社員との大きな違いは、「自分のペース」で「自分の興味のある分野」に挑戦していけ、さらに「会社員のときより年収UP」が見込めるという部分です。
会社員でいると、組織への不満や、仕事内容への不満、また収入に対しての不満がある方もいるかと思います。
そんな方は、フリーランスとして働くことで、ストレスフリーで生きていくことも実現できるということです。
経済産業省の調べでは、IT人材としての需要は年々増していく一方で、2030年では45万人のIT人材が不足するという試算が出ています。この需要の不足分を埋める為にフリーランスのIT人材の需要も上がってきているのです。
それでは、フリーランスとしてやっていく為に、必要とされる要件に多いものを以下に記載します。
案件の多い分野
2021年時点でのフリーランスの案件の多い分野としては一番は、ITエンジニア系です。
その中でも、Web系やアプリ系案件が多い傾向にあります。
その他ITエンジニアに次いで多いのが、デザイン系です。
これらの案件数は時代によって増減する可能性があるので、フリーランスでやっていくには、常に時代の流れに敏感でいることも重要です。
必要スキル
フリーランスとしてやっていくには最低限実務経験が必要とされています。
もちろん、初心者からもOKという案件もありますが、それ相応に報酬も低くなってしまいます。
実務経験(開発経験)が3年あれば、それなりの高報酬案件をゲットできる確率が高くなるようです。
年齢層
フリーランスはもちろん独立してやっていくため、年齢制限はないのですが、フリーランスエージェント経由で、クライアントと業務委託提携をするような場合は、多く求められる年齢そうは、20~40代の年齢が多い傾向にあるようです。
年齢がそれよりも高くなる場合は、プロジェクト式やコンペ式またはご自身でサービス運営等を行っていかないと厳しいかもしれません。
✓フリーランスの仕事の取り方
フリーランスとしてやっていくために仕事の取り方を紹介します。
エージェント紹介案件:
フリーランスとして初めて行くときに、高報酬で、多数の案件を得るのに一番敷居の低い方法かと思います。
フリーランスエージェント業を行っているサービスに登録し、そこのエージェントから紹介される案件から、ご自身の興味のある案件があればその案件に申し込みを行い、クライアントとの面談を経て、契約成立となる方式です。
エージェントを介すことで、フリーランスとして個人での営業などの時間が軽減できることに加えて、エージェントによっては、社会保険等、会社員時代と同じような福利厚生が受けれるところもあります。
フリーランスとして独立を考えているが先行き不安だという方は、この方式が一番安定しているかと思います。
プロジェクト式:
クライアントが要件を提示し、それに対する見積もり / 提案を募集します。
その募集で集まった提案に対して、クライアントがその案件を誰に頼むかを決定し、仕事を進めていく方式です。
プロジェクトマネージメントの経験などそれなりのスキルが必要になります。
コンペ式:
クライアントからの依頼内容に対して、案件成約前に依頼内容にあった成果物を準備し、クライアントにその成果物を提案します。
クライアントはその提案の中から最も気に入った提案に対して、報酬 / 買取を行う方式です。
自営業:
その名の通り、自ら営業を行い、仕事を取っていく方式です。
営業から、作業すべてを自らで行っていく方式です。
✓フリーランスのメリット / デメリット
ここまでで、フリーランスの概要や、流れは掴めたかと思います。
次は、フリーランスのメリット / デメリットについてまとめてみようと思います。
メリット
- 時間の使い方:会社員とは異なり、フリーランスで働くと案件次第では週2,3~という案件や、フルリモートの案件などがあり、時間の使い方が自由になります。空いた時間で他の案件を受けたり、勉強時間に使ったり、ストレス発散に使ったりと時間を有意義に使えます。
- 報酬面:報酬面では、仕事の取り方次第でもありますが、クライアントとの直接契約に近い仕事の取り方が出来れば月100万以上の報酬などもあります。基本的には会社員時代よりも年収は1.5倍程度増える傾向にあるようです。
- 技術面:ITエンジニアの場合、会社員でいると、一定の言語のみを長年続けることが多く新しい言語(技術)へ携わる確率が低くなりますが、フリーランスであれば自身で気になる言語や技術に挑戦していけ早期にスキルアップが見込める。
デメリット
- 安定面:フリーランスで一番最初に上がるデメリットは、収入の安定面かと思います。高額案件が多数あるといっても、今後も続くのかといった懸念があるかと思います。そういった場合は、エージェントサービスを利用し、案件を途切れさせないといった対策を行うことでカバーできる確率は高くなります。
- 仕事量:案件一つ自体の仕事量は、会社員自体の仕事量と同等の案件もあればそれよりも少ない案件もあります。ただし、仕事量が少なくなったからと言っても、個人事業主としてやっていくのですから、案件を取得するための営業や、税務関連などの事務事も全て自分で行う必要があり、これが、思ったよりも時間と労力を使います。こちらもエージェントサービスを利用することで、営業業務の軽減や、税務関連のサポート等を行うエージェントもある為、ある程度の軽減は可能です。
- 福利厚生面:フリーランスとなることで、雇用保険や労災、厚生年金などがなくなりますので必要であればご自身で保険等に入る必要があります。ただし、こちらもエージェント次第では福利厚生が充実したエージェントもありますので、不安であればそういったエージェントを利用するのも手です。
✓おススメフリーランスエージェント
ここまでで、フリーランスとは?といったことや、フリーランスとなることで発生するメリット/デメリットが理解できたかと思います。
それを踏まえ、最後に、おすすめのエージェント / 仕事マッチングサイトを紹介します。
テックビズフリーランス
フリーランスの立場に寄り添った提案が可能で、手厚いサポート体制がある為、案件決定率90%以上、継続率90%以上と安定した収入が見込める。
最近では、リモート案件が増え始めている。
税務サポート等もあり、これから独立するという人には嬉しいサービスだ。
受注方式:
エージェント紹介案件
会員登録は、テックビズフリーランス のサイトへ。
リモートビズ
リモートビズではIT関係の仕事を中心に、場所を選ばないリモートの仕事が多く地元ワークが可能。
WEB系企業の直案件がほとんどで、高い報酬であることが特徴。(高い報酬の代わりに、実務経験は2年以上などそれなりの実績が必要)
報酬は、固定報酬ではなく、実働時間に対する支払い。
リモートかつ、時短、副業など各個人の要望に応えられる案件が用意されている。
受注方式:
エージェント紹介案件
会員登録は、リモートビズ のサイトへ。
ポテパンフリーランス
フリーランスエンジニアのみに特化した案件が用意されている。
フリーランスエンジニア向けのコンサルタント歴の長いコーディネーターとのカウンセリングにより最適な案件の紹介が可能。
また、案件紹介以外も独立に向けた業務のサポートもあり、これからフリーランスを始めようという方には嬉しい。
公開案件は少ないが、公開出来ない非公開案件も多数用意されているため、案件数の心配は無い。
案件は出来る限り多重下請けとならないように努力されていてマージンの少ない高収入案件を実現している。
受注方式:
エージェント紹介案件
会員登録は、ポテパンフリーランス のサイトへ。
midworks
MidworksはITエンジニア、Webデザイナー向けの案件専門のエージェントサービス。
フリーランスで働き方の自由がありながら、正社員なみの保障があるというのが売り。
案件は公開している案件に加え、非公開案件もありその割合は80%を占めており案件数にも安心感あり。
受注方式:
エージェント紹介案件
会員登録は、midworks のサイトへ。
Craudiaクラウディア
クラウディアは専門的な案件から、誰でもできる案件まで、案件の幅が広いのが強み。
手数料が業界の中でも安いのも特徴。
プロジェクト式、コンペ式での受注方式をご希望の方に。
受注方式:
プロジェクト式、コンペ式、タスク式、時間制式
会員登録は、Craudiaクラウディア のサイトへ。