ブログを始めたけど、検索結果に中々出てこなくて困っているという人! これだけはやっておきたいホームページの最低限対策しておきたい、サーチエンジン対策(SEO)/サイト訪問者向け対策を紹介します。
どれだけ品質の良い記事を書いたとしても、SEO対策を怠ると検索結果に反映されません。
最低限これだけ対策しておき、記事の投稿に集中出来るよう、なるべく早めに対策しておくことをお勧めします。
Contents
サイト流入対策11選(ミニマム)
最低限これだけは対応しておきたいサイト流入対策を以下に11個紹介します。
対策内容は、Google等の「Search engin向け」対策(SEO)なのか、サイト訪問者向け対策なのかも分かるようにしております。
サイト流入対策11選一覧
対策 | Search engin向け | サイト訪問者向け |
---|---|---|
ssl化 | o | o |
モバイルユーザビリティ | o | o |
サイト高速化 | o | o |
パンくずリスト | o | o |
見出しタグ | o | o |
目次 | o | o |
関連記事 | o | o |
メタディスクリプション | o | o |
sitemap | o | – |
見出しのデザイン化 | – | o |
SNS シェアボタン | – | o |
上記に表した対策について、それぞれ、内容を説明していきます。
– ssl化
2018年以降Chromeブラウザを使用してHTTPサイトへアクセスすると警告画面が表示されるようになっています。
ssl化対策を行うことで、サイト訪問者の警告表示による離脱を防ぐとともに、個人情報の流出も防ぐ役割があり利用者が安心してあなたのホームページを訪れることが出来ます。また常時SSL化を推奨しているGoogleなどへのSEO対策にも大きく貢献し検索結果の上位表示が期待できます。
SSL化するためにはサーバー側でSSLサーバー証明書の導入が必要となりますが主要なレンタルサーバーでは証明書を用意してくれていますのでそれを利用することで、導入が可能となります。
参考までにいくつかのレンタルサーバーでのSSL証明書導入手順へのリンクを紹介します。
SSL証明書導入方法(レンタルサーバー別)
さくらのレンタルサーバー:WordPressサイトのSSL化方法
Xserver:無料独自SSL設定
ロリポップサーバー:独自SSL(無料)のお申込み・設定方法
– モバイルユーザビリティ
これまでもモバイル向けページへの対策はgoogleのSEO対策では重要な指標となっていましたが、2021年4月よりGoogleではモバイルファーストインデックスへ完全移行しております。
あなたのページのランクを計る際にGoogleが参照するページは、モバイル端末で表示されるページを元にランキングされます。
その為、パソコン向けの表示は完ぺきなサイトでも、モバイルフレンドリーでないページは検索順位が下がってしまうということが起きます。
モバイルフレンドリーなサイトにするには
wordpressを使用していればモバイルフレンドリーなテーマを選ぶだけで対策が出来てしまうテーマもあります。もちろん無料のテーマでも!
このサイトでもいくつかのテーマを試してみましたが、後述する「サイト高速化」対応と含めて考えた結果「GeneratePress」が無料でもあり、モバイルフレンドリーでもあり、高速化対応されているテーマとして安定感のあるテーマという結果に現在は落ち着きました。
もしよかったら試してみてはいかかでしょうか。
※Wordpressの標準テーマのTwenty Twenty-Oneなどももちろんモバイルフレンドリーなテーマとなっていますが、高速化の観点で、モバイル向けのサイトスピードが赤点レベルだったため、使用は断念しています。
– サイト高速化
サイトの高速化がされていない場合、せっかく検索結果からのサイト流入が見込めた場合であっても、サイトの表示が遅ければ、ユーザーがそのサイトの読み込みをやめてしまうことが考えられます。
そういったユーザーの流入を逃さないためにも、サイトの高速化対応はしておくべきでしょう。SEO向けの対策としても有効であるといわれている指標になります。
あなたのサイトが、PC向けサイト、モバイル向けサイトでスピードが十分なのか、ユーザーエクスペリエンスが十分なのかを計測するToolはGoogleのSearch consoleに用意されています。
あなたのサイトのユーザーエクスペリエンスは一体どれほどなのか?一度計測してみてはいかがでしょうか。
Google search console :ウェブに関する主な指標レポート
※「レポートを開く」を押してあなたのGoogle search console から計測することが出来ます。
サイトの高速化対応するには
モバイルフレンドリー対応と同じように、Wordpressを使用されている方は、高速なテーマを使用することで対策できます。
Googleで「wordpress 高速テーマ」等で検索すると、色々な角度から検証されたサイト等が出てきます。
また、サーバーの高速化もとても機能します。
なお当サイトで使用しているさくらのレンタルサーバー上での速度計測結果もありますので参考までに。
また、さくらのレンタルサーバーではありませんが、wordpressを運用するのにもってこいのレンタルサーバーもありますので以下に紹介します。
↓↓↓wordpress高速運用できるレンタルサーバー↓↓↓
[お知らせ]Wordpressを高速に動作させることのできるレンタルサーバー国内No.1
wordpressでHPの運用しているかた、結構多いかと思います。
wordpressは、htmlでのHP運用と異なり、随時PHPで動的にサイトを生成する為どうしても、wordpressで作成したHPは応答が遅くなりがちになります。
そんな方にお勧めなのが、wordpressの高速化にとことん力を入れているwpX Speed レンタルーサーバーのご紹介です。
wpX speedの取り組み内容
wpX speedがwordpress高速化のためにどのような取り組みをしているかというと、
記憶媒体(SDD)からのデータ読み込み高速化:
HPのデータが保存されている記憶媒体(SSD)からのデータ読み込みを高速化するために、次世代の接続インターフェースとなる「NVMe」を採用することにより、読み込み速度が16倍となるようにしています。
急なアクセス増加への対応:
急なアクセス増加への対応として、オートスケール機能を搭載しており、急激な負荷増を検知した場合、メモリや、CPU等のリソースをより多いプランに自動的に移行することで、多くのアクセスを捌くことが出来ます。
この際、より多くのリソースを使用するため、その分料金も上がることになりますが、予算なども事前に決めることが出来るので、想定以上の料金が請求されることはありません。
その他:
アカウントごとにCPUやメモリのリソースを確保するため、他のユーザーの使用状況に左右されることなくリソースを使用可能。
また、wordpressのcoreとなるPHPの処理を高速・安定化する機能も搭載している為、よりwordpressの高速化に特化したサーバーとなります。
料金
料金プランは、7プランあり、ミニマムのプランではひと月1320円から利用可能となります。
wordpressでHPを運用しているが、どうしてもHPの応答速度が遅くて困っているという方は、wpX Speed を検討してみてはいかがでしょうか。
– パンくずリスト
皆さんも、いろんなサイトで見たことある人もいるかと思いますが、サイトの上部などに「HOME>カテゴリー名>ページ名」といった表示を見たことある人も多いのではないでしょうか。
これはサイトを訪れた人に、ページが、そのサイトのどこに位置づいているかをわかりやすく伝えるためであるとともに、クローラ向けにもサイトの構造を知らせるために重要な要素となっています。
サイトを訪れた人が似たカテゴリで他にも興味があるページがないか探す際にも、このパンくずリストのリンクを利用して探すこともあり、サイトの直帰率低下も見込める対策となります。
パンくずリストに対応するには
wordpressを利用している場合は、プラグインを利用することで、bodyへの埋め込みや、好きな場所のウィジェットへの設置が可能となります。
参考までに当サイトでは、「Breadcrumb NavXT」というプラグインを使用しています。
ウィジェット設定方法は、Breadcrumb NavXTプラグインのウィジェット設定方法で紹介しています。
– 見出しタグ
ずーっと同じ文字サイズ、同じフォント、同じデザインの長文の記事があったとしたら、とても読みづらく感じませんか?
長文の記事も内容をよく読めば、ここにはこういうことについて書かれていて、次の段落ではこう言ったことがかかれているなど、記載内容を分類分けできたりすると思います。
ですが、それを読者が隅から隅まで読んでやっと理解できるというよりも、あらかじめ、「ここの段落にはこう言ったことが記載されていますよ」と区切って目立つように記載されていると、読者も「ここの段落はこう言ったことが書かれているんだな」と概要を把握してから詳細を読むことが出来るため、とても読みやすい文章になるかと思います。
このようにユーザーに分かりやすく伝えるために見出しタグは必要で、h1,h2,h3等のタグを使用することにより、ユーザーへそのページの構成や内容を、見た目から理解しやすくするといった効果を発揮させることが出来ます。
この効果は、サイト訪問者だけではなくクローラーへもそのページの内容の理解を助ける効果もあり、見出しタグを効果的に設置することで検索順位のアップも見込めます。
また、見出しタグにリンクを設定することで、検索結果から直接その見出しへのリンクが設定されたり、後述する「目次」への自動表示といったことも見込めます。
見出しタグを設定するには
wordpressを使用している場合は、ブロックエディタで「ブロックを選択」→「見出し」を選択し対象のブロックの「h1~h6」のどれにするかを指定するだけで設定が可能です。
– 目次
このページのトップにも表示されている「Contents」表示です。
これがあると、この記事にはどのようなことが記載されているのかが一目で分かり、時間がなく早く探しているものの答えがどこに記載されているか知りたい人にとても良い体験を提供できるものになります。
また、この目次にリンクを張ることで、即座に読みたい場所へも飛べるようにすることでさらに読者のユーザー体験を上げることもできます。
目次のつけ方
目次のつけ方ですが、wordpressを使用しているとプラグインで簡単に設置することが出来ます。
このサイトでは、「Table of Contents Plus」というプラグインを使用しており、そのページに設置されている見出しタグ(h1~h6)を収集&リンク生成をしてくれて、かつ自動表示してくれるプラグインなどがあります。
Table of Contents Plusを使った目次設定方法で目次設定プラグインの導入方法を説明していますのでよかったらそちらもチェックしてみてください。
– 関連記事
この記事の最後にも「Related posts」として関連記事を紹介していますが、関連記事を表示することによりこのサイト訪問者の直帰率を下げる効果があります。
またクローラー向けにも記事に内部リンクを張ることで、クローラーがあなたのサイトを巡回しやすくなります。
巡回しやすくなると、早期に新しいページを認識したりサイト内の関連するページをつなげることで、サイト訪問者のユーザー体験向上が計れる為、結果的にそのサイトの評価を上げることに繋がる可能性もあります。
関連記事設置方法
wordpressには関連記事を自動で抽出、表示してくれるプラグインがあります。
このサイトでは、「Yet Another Related Posts Plugin」というプラグインを使用して、関連記事の表示を自動で行うようにしています。
– メタディスクリプション
メタディスクリプションはその記事にどういったことが書かれているかの要約が記載されている情報になります。
記述がない場合は、Search enginのクローラー側がその記事の冒頭部分を自動で抽出して表示してくれますが、意図しない表示となる場合もありますので、個別に設定しておくのが良いでしょう。
ここの内容をしっかり描くことで、クローラーへこの記事の内容を簡潔に伝えるというメリットもあります。
メタディスクリプションの設定方法
メタディスクリプションの設定は、wordpressを使用している場合はプラグインで設定することが可能です。
有名なプラグインとしては、SEO関連の対策一式をまとめて行える「All in One SEO」を使用することで各記事ごとに設定が可能です。
All in One SEOプラグインをインストールすると、各投稿画面の一番下に「ALOSEO設定」という領域が表示されます。
その中の、「General」→「メタディスクリプション」と進みそこの設定を抜粋で自動設定にするか、投稿ごとに自分で編集するかすればOKです。
個人的には自動で抜粋されると、Search enginで自動抜粋されるのとあまり変わらないかと思いますので、手動で各投稿ごとに設定するのがおすすめです。
– sitemap
こちらも、「パンくずリスト」などと効果は同じで、そのサイトの構造をサイト訪問者やクローラーへ理解しやすい表示や形で伝えるために必要となります。
クローラー向けには、htmlでのリンク集で伝えるよりも、xmlファイルで通知するのが一般的となります。
xmlファイルを使用することで、新規ページや、更新ページなどもsitemapを参照することで一目で可視化出来たりもするためサイトの更新になるべく早くSerch enginに伝えたい方は、sitemapを設置しておくのが良いでしょう。
sitemap設置方法
ここでは、クローラー向けのsitemap(xml)設置方法を紹介します。
メタディスクリプションの設定方法でも紹介した「All in One SEO」を使用することで、あなたのサイトの全てのページをxmlファイルとして自動でファイル出力してくれる機能があります。
xmlへ出力するページも「投稿」や「固定ページ」、または「カテゴリー」などそれぞれで出力の要否を設定することもできSearch enginへ伝えたくないページや投稿タイプがある場合にも対応できるようになっています。
All in One SEOを使用したsitemap生成方法で設定方法紹介していますのでよかったらチェックしてみてください。
– 見出しのデザイン化
見出しのデザイン化はSEO対策ではありませんが、サイト訪問者へその記事を読みやすいように文字の大きさだけで見出しを表現するよりもデザイン化してより、見出しを強調して見やすくしておくのがよいでしょう。
見出しのデザイン化方法
wordpressを使用していれば、見出しのデザイン化をサポートしているテーマもありますが、ない場合は、wordpressの「外観」→「カスタマイズ」→「追加CSS」へ下記のような記述をすることでデザイン化することが出来ます。
h1 {background: #87ceeb; padding: 0.3em; border-radius:10px;}
h2 {background: #f0ffff; padding: 0.3em; border-left: solid 15px #87ceeb;}
h3 {border-bottom: solid 3px black;}
– SNSシェアボタン
SNSシェアボタンは、SEO向け対策ではありませんが、サイト訪問者によるSNSへシェアしやすいように設置しておくと、そこからのサイト流入が見込めます。
SNSシェアボタン設置方法
SNSシェアボタンはwordpressを使用しているとプラグインを使用すると自動的に全てのページに設置してくれます。
本サイトでも使用している有名な「AddToAny Share Buttons」は100以上のSNSシェアボタンに対応しているのでおすすめです。