本記事ではwordpressを使用したページ(基本設定)のRedirectの設定について記載します。
Redirectの設定に関しては、「.htaccess」ファイルへの設定で実現する方法になります。
wordpressの基本設定のパーマリンクでは、”?p=123″の形となっています。
この形のURLの場合、通常のredirect設定にひと手間加えないとredirectできませんのでこちらで紹介いたします。
※また、本設定による不都合/不具合に関しては担保しかねますので、ご自身の判断/責任での対応をお願いいたします。
Contents
Redirect設定方法
- FTP接続できるアプリを使用して、wordpressをインストールしているサーバーのディレクトリに移動する。
- wordpressをインストールしているルートディレクトリにある「.htaccess」ファイルをLocal PCへダウンロードする。(wordpressをサブディレクトリにインストールしている場合でも、ルートディレクトリの.htaccessへの設定でredirect出来ます)
- ダウンロードした「.htaccess」ファイルをテキストエディタ等で開く(テキストエディタがなければメモ帳などで開いてもOK)
- 「.htaccess」ファイルを開くと、下記のようなwordpressようの設定が書かれた行がありますが、これよりも上の行に、redirect設定を記述します。
← ここに、redirect設定を記述する。
# BEGIN WordPress
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
・
・
・
RewriteRule . /index.php [L]
</IfModule>
# END WordPress
5. 「.htaccess」に下記のようなredirectの記述(RewriteCondの行と、RewriteRuleの行の2行で一つのリダイレクト命令になります)を追加
注:RewriteRuleの行でリダイレクト先のURLの最後に ”?” を入れないと、リダイレクト先のURL+”p=123″などの文字列が付与された状態で、Redirect処理が実行されるため、異なるページへ飛んでしまうことがある為、忘れずに設定してください。
# Redirect function
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteCond %{QUERY_STRING} ^p=123$ # ← ここに該当ページの"p="で始まる番号に置き換えて記述
RewriteRule ^$ "https://〇〇〇/×××/?" [R=301,L] # ←ここに、上記で指定したページのRedirect先を設定
</IfModule>
6. 編集した内容について、文法に問題がないかの確認をsyntax checkerなどを使用して事前に確認してください。(文法に誤りがある場合は、webサイトが開けなくなる場合もありますのでご注意ください。)
7. 編集した「.htaccess」ファイルを、元あった場所に上書きUpload(上書き前のファイルもバックアップを取っておくことをお勧めします)
8. リダイレクト設定が正しく動作しているかを確認する為、リダイレクト前のURLをリダイレクトチェッカーなどのサイト等に入力して、リダイレクトの遷移を確認し期待通りになっているか確認してください。
以上で、Redirect設定は完了です。
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