wordpress 複数の記事で共通の記事部分を一元管理 自動挿入する方法

WordPress記事を書いていて、複数の記事で共通の記事部分(例えば、Google Adsenceのコードであったり、記事の中にちょっとした広告記事を複数の記事内に埋め込む場合とか)を、一元管理出来たらなーと思ったことがある方はいませんか?

一元管理できないと、共通部分の修正がある場合や、記事差し替えしたい場合など、その共通記事が含まれる全ての記事を修正しなくてはならず、とても非効率で労力を使うことになりますよね。

そんな方に、共通記事部分を一元管理し、その共通記事を指定された記事の指定された位置に、自動挿入してくれる方法をここで紹介します。

Contents

共通記事を一元管理して複数の記事に自動挿入する方法

では、共通記事を一元管理して、複数の記事に自動挿入する方法について説明していきます。

実現方法:
実現方法としては、WordpressのShortcode機能を使用します。
Shortcode機能を使用するにはPHPファイルを編集するか、プラグインを使用して使用する方法がありますが、今回はプラグインを使用して実現する方法を紹介します。

Shortcodeは、あらかじめ設定しておいたコード(記事でも)をブラケット([])という括弧で囲った中にあらかじめ設定しておいた簡単な文字列を設定することで、コードを呼び出すことが出来るというものです。

今回は、この機能を使って、Shortcodeに共通記事部分を設定しておいて、あとはその共通記事を「読み込みたい記事の読み込みたい位置」に、[]で囲った簡単な文字列を記述しておくだけで、共通記事部分が挿入されるようにします。

使用プラグイン:
Shortcoderというプラグインを使用します。

Shortcoderのインストール

では、Shortcodeを利用するために、Shortcoderのインストールを行います。

  1. wordpressのプラグインの画面から「新規追加」をクリックします。
  2. 検索窓に「Shortcoder」を入力して、下記プラグインをインストールします。

3. インストール後、プラグイン画面で「Shortcoder」を有効化してください。
4. プラグインのインストールと有効化はこれで以上です。

Short codeの設定

次にShort codeの設定です。

WordPress画面の「Shortcoder」→「ショートコードを作成」へ進んでください。

下記画面が出てきます。

Aには、
共通記事を呼び出す際に使用する文字列を設定します。

Bには、
共通記事となる記事のコード(今回の例では、Google Adsenceのコードにしています)を記述します。
ここに記述された内容が、あとで呼び出されます。

ここへの記述は、「テキストエディター」、「ビジュアルエディター」、「コードエディター」の3種類から記述方法を選べます。
最新のWordpressではブロックエディターでの記述となっているためそちらに慣れている場合は、一度記事の投稿記事上でブロックエディターで共通記事部分となる記事を記述してから、画面右上の点3つの「オプション」→「コードエディター」を選択し、共通記事のコードを表示させます。
そこに表示された記事のコードをコピーして、ここのBの記述欄に張り付ければ、先ほどブロックエディターで記述した内容がそのまま共通記事として設定できます。

Cは、
AとBの設定まで完了したら、共通記事を保存するためにCの「公開」を押します。
後々、共通記事を差し替えたり、一部修正したい場合は、再度Bの記述を修正後、Cに「更新」ボタンが現れますので、更新を押せば、共通記事の更新は完了となります。

Dは、
ここで設定した、共通記事を呼び出す際に設定する文字列となります。
ここで、この文字列をコピーして、挿入したい記事に張り付けてもいいですし、ブロックエディターを使用している場合は、ブロックエディターの「+」→「Shortcoder」を選択すると、登録済みのShortcode一覧が出てきますのでそこから選ぶこともできます。

共通記事の自動挿入

最後に、共通記事の挿入です。

ここまでで設定した共通記事を挿入したい記事を投稿画面から開き、さらに挿入したい位置に移動します。

挿入したい位置に移動出来ましたら、ブロックエディターの「+」→「Shortcoder」と進むと下記画像のような画面が表示されます。
この画面で、先ほど設定した共通記事のshortcodeを入力覧に入力するか、または、「Select shortcode」を選択すると、登録済みのShortcode一覧が表示されますので、そこから挿入したいShortcodeを選択して挿入することもできます。

では、実際にShort codeを利用して以下に共通記事(コード)の自動挿入を試してみます。
自動挿入する記事はwpX Speedを紹介する記事をShortcode化してみました。
(wordpressのブロックエディター上ではShortcodeの一文を記述しているだけです。)

↓↓↓Short codeによる記事挿入 ここから↓↓↓

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このように記事の一部をShort code化して、共通記事を挿入することができます。

このように、共通部分となる記事を一元管理することで、複数の記事に挿入されている共通記事を一か所で修正、差し替えなどが出来るようになりますので、大きな作業効率化にも繋がりますので導入を検討してみてはいかがでしょうか。