コロナ禍の失業保険 郵送での認定体験談

この記事では、コロナ禍での失業保険の郵送認定について認定から振込、返送などについてどのぐらい時間がかかったかなど紹介したいと思います。

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郵送認定の条件

失業保険は通常、お住まいの地域にあるハローワークを訪れて認定を受けて初めて基本手当が振り込まれるのですが、このコロナ禍ではいくつかの特例があり、その中の一つに郵送認定が認められています。

ただし、条件はいくつかありますので、まず最初に条件をまとめておきます。

コロナ禍において郵送による認定が可能となる条件:

  1. まん延防止等重点措置対象期間中において郵送での認定を希望する方
  2. まん延防止等重点措置対象期間中において、郵送での認定を行っていた方で、期間終了後最初の認定日
  3. 緊急事態宣言対象期間中
  4. 緊急事態解除宣言後最初の認定日の方
  5. 高齢(概ね60歳以上)の方
  6. 基礎疾患を有する方
  7. 妊娠中の方

上記に該当するかたは、コロナ禍において郵送での認定が可能となります。
※詳細は各自治体のハローワークのHPに掲載されている情報を参照してください。

実際の郵送認定の時系列

では、実際に私が住む地域で緊急事態宣言/まん延防止等重点措置が適用された時の郵送による認定の流れを時系列で紹介したいと思います。

認定書類の発送

今回私の場合は、2021/4/7が認定日でしたので、2021/4/8に特定記録郵便にて発送しました。
Web上で追跡確認してみたところ、認定書がハローワークに届いたのは、次の日の4/9の午前中だったようです。

基本手当の振込

基本手当が、指定の銀行口座に振り込まれたのが、認定書がハローワークについてから、1週間たった4/15日でした。
事前の周知では、振込は郵送から2週間ほどかかるということでしたので、今回は早い方だったのかもしれません。

また、振り込まれる金額は、1日の基本手当*前回の認定日からの経過日数となります。
認定日は必ず30日前後間隔となるわけではなく、祝日などが認定日近くにある場合はその前に設定されたりしますので前回の認定日から20日程度で次の認定日が来ることもあります。その場合に給付される基本手当は、20日分となります。(認定日毎に、1ヶ月分の満額が給付されると思っている方は少なく感じてしまうかもしれません。)

次回認定書の返送

基本手当が振り込まれてから、次回認定用の書類が自宅に届いたのは、そこからさらに1週間以上たった4/23日となっていました。

全体として、4月の郵送による認定書発送~認定書の返送までは約2週間かかっていました。
事前の周知では振込までが2週間となっていますので事前周知よりは早かったかと思いますが、認定書の確認/振込/返送になぜこんなに時間がかかるのかというのも疑問は残りますよね。。