ここでは3GPPで規格化される前のtdocが格納されるFTPサーバーのディレクトリ構成に関して説明します。
Contents
tdoc格納場所
3GPPのFTPサーバーへのリンクは以下にあります。
tdocディレクトリ構成
TOPディレクトリにあるのは、Technical specification Group
tdocは各Technical specification groupごとにディレクトリが作成されており、下記の画像の赤枠が該当します。
次はWorking Group
対象のTechnical specification groupのディレクトリに入ると、今度は各Working Groupごとのディレクトリが表示されます。
ここでは例として、LTEの無線アクセスネットワークを扱うTSG RANのディレクトリに入ります。
各Meetingごとのドキュメント(主に3か月おき)
各Working groupごとのディレクトリに入ると各ミーティングごとのディレクトリが表示されます。
ここではTecnical specification groupとなるRANのディレクトリへ入ります。
ドキュメントタイプ別のディレクトリ
各ミーティングごとのディレクトリに入ると、tdocが格納されているディレクトリや外部とのやり取りを行うドキュメントを格納するディレクトリ、対象のミーティング結果を格納するディレクトリなどが表示されます。
各ディレクトリ構成は下記のようになっています。
- Agenda
- 対象のミーティングで議論するWork Itemが記載されます。
- Docs
- ここで実際に議論対象のドキュメントが格納されます。ここで取り扱われるドキュメントは規格策定前のtdocやCRなどがあります。ここに登録されているドキュメントのStatus(議論対象として扱われたか、議論し合意を得たか、または次回meetingへくりこされたか)などが記載されたドキュメントが同じディレクトリの「TDoc_List_Meeting_xx.xlsx」(xxは各Meeting名)に記載されます。
- Info for workplan
- 省略(後日更新予定)
- Invitation
- 対象のmeeting会場に関しての情報が格納されます。meetingに参加する方向けの情報です。
- LSin
- 他Working groupとの議論のやり取りに使用するドキュメントが格納されます。ここは他Working groupから来たドキュメントが格納されます。
- LSout
- 他Working groupとの議論のやり取りに使用するドキュメントが格納されます。ここは他Working groupへ提出するドキュメントが格納されます。
- Report
- ここには対象のmeeting内容の議事録が格納されます。各Work Itemごとの各Tdocごとに議論に参加した企業/メンバ間のやり取りなどが記載されます。
- Tdoclist
- Docs配下にもtdoc listは存在しますがこちらにも格納されます。内容は全く同じものではありませんが、詳細な差異は見比べてみてください。