OFDMにおけるDCサブキャリアとは 2021年3月13日2021年1月23日 by pink結論としてはまだ、DCサブキャリアがどういう原理で必要か理解出来てないが以下いくらか調べてみた結果をメモとして書き留めておく。・OFDMの無線システムにおいてDCサブキャリアを用いる事で受信側のアーキテクチャを簡略化できる。・DCサブキャリアは、無線システムの帯域幅の中心周波数に位置する場所に用いられる。これは信号処理を行う上で演算量削減の為ダウンコンバートしており、その時、中心周波数はFFT後の周波数0(DC:直流成分)の位置となるようにダウンコンバートする為中心周波数に置かれている。Related posts:MIMOのあれこれ MIMOの仕組みと書こうと思っていましたが、ネット漁ると図示化した資料等もよく見るので、キーワードのメモ的な感じで記載しておく。 ■MIMOアンテナ分離の一般的な算出方法 MIMOの受信側アンテナ分離処理は行列演算により ... 続きを読む...干渉と雑音による無線通信への影響の違い 無線通信の書籍や、サイトなどでよく雑音(ノイズ)や干渉という単語を見受けるが実際の無線通信へ与える影響は同じなのか違うのかちょっと気になったので調べたことを記載する。(メモ程度の内容なので、嘘書いてたらすみません。。) ... 続きを読む...SC-FDMAとは LTEのUplinkで採用されているSC-FDMAについて調べてみたのでその概要を。 最初に端的に言ってしまうと、LTE Downlinkで採用されているOFDMAではデータ自体が各Resource Element(RE ... 続きを読む...OFDMシステムではなぜPAPRが高くなるのか よく、OFDMシステムではPAPRが高くなるという記述を見かけるがその理由を簡単に記載する。 以下の図は、OFDMの各サブキャリアと各サブキャリア信号をIFFTして送信するときの信号を表している。 赤色:各サブキャリア( ... 続きを読む...