3GPP 規格化組織構成

ここでは、3GPPの規格化組織構成について紹介します。

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組織構成

規格化を行うworking groupは大きく分けて、

  1. RAN (Radio access network)
  2. SA (Service & Systems Aspects)
  3. CT (Core Network & Terminats)

の3つに分かれています。

From 3gpp specifications groups

組織構成とArchitectureの関係

それぞれのgroupがLTE Architectureのどの部分を担っているかをあらわすと大まかに以下のようになります。

From 23.401

それぞれドメインごとの機能概要は以下です。

RAN

Radio access network(青枠)は主に基地局(eNB)と端末(UE)との無線アクセスに関しての規格策定を行う。

SA

Service & Systems Aspects(オレンジ枠)は主に、EPS(Evolved packet system)のサービス,システム,セキュリティなどの規格策定を行う。

CT

Core Network & Terminals(紫枠)は主にEPC(Evolved packet core)に関しての規格策定を行う。

組織構成についての説明はここまでです。
次は規格策定のプロセスに関して紹介します。